── 授かりし、時 ──
「命」は、天から授かった変えられぬ始点であり、自己を縛る運命ではなく自由の起点である。
「命」は、上部の「令」と、その下の「口」から成ります。
「令」は、もともと 跪く人が、天を仰ぐ姿 を象形した字。 上から下へ、何かが与えられる構図です。 「口」は、その与えられたものを発する器官 ── つまり、言葉。
合わせて「命」── 天から、人に与えられた言葉。 これが「命」のもとの姿です。
本義は「神からの命令」「天命」。 そこから転じて、授かりし寿命、運命、生まれ持った時間 を指すようになりました。
東洋では、「命」は人の生涯において、変えられない部分 を指します。
四柱推命の「命」── 生まれた年・月・日・時刻、四つの干支の組み合わせ。 これは、本人の意思では選べません。生まれた瞬間に、天から授けられたものです。
孔子は五十歳で、自分が天から与えられた使命を理解した、と述べています。 「命を知る」とは、自分の限界を諦めることではなく、自分にしかできぬことを引き受けること。
Konton で読まれる、あなたの命式 ── 年柱・月柱・日柱・時柱 ── は、確かに変えられません。
けれど、それは あなたが何者であるかの結論 ではありません。 あなたが、何から始まったか の記録です。
同じ命を授かっても、人によって生き方は無限に分かれます。 命は始点であって、終点ではない。命を知ることは、自由になること です。
Konton が読むのは、占いの「決まった結果」ではありません。 あなたが始まった、その地点 です。