── 万物を、貫くもの ──
「氣」は、目に見えぬが人と人の間を確かに流れる、東洋宇宙論の最も基本的な実体である。
旧字「氣」は、「气」と「米」から成り立っています。
「气」(き)は、雲・蒸気・水気のように、立ち上る湯気を象形した字。 古代中国の人々は、空に立ち上る雲、湯から上がる蒸気、人の呼吸 ── これらをすべて、ひとつのものとして見ていました。
そこに「米」を加える。 米を炊いた時に立ち上る、白い湯気。 家の中で米が炊かれ、そこから湯気が立ち、家族に分け与えられていく ── その「目に見えぬが、確かに伝わっていくもの」を、「氣」と呼びました。
戦後の漢字簡化で、日本は「米」を「メ」に置き換えた「気」を採用しました。 しかし、字源を辿るには、やはり旧字「氣」のほうが豊かです。
十画。「气」の払いと三本の横線は、空に立ち上る雲や湯気の輪郭。 その内側に「米」── 一粒一粒の、生命を支える基。
氣は、ひとりで完結しません。 立ち上り、漂い、他者の身体に届く ── 氣は、はじめから他者との間に流れるものとして、字に書かれていました。
東洋宇宙論において、「氣」は世界を構成する最も基本的な実体です。
すべての存在は、究極を辿れば氣に行き着く。 氣が陰陽に分かれ、陰陽が木・火・土・金・水の五行に分かれ、 五行の組み合わせが、万物の差異を作る。
身体の中にも、氣は流れています ──
東洋医学では、氣の流れの滞りが、病 であるとされてきました。 病を治すとは、氣を整えることに他ならない、と。
Konton の根本は、四柱推命 ── すなわち、あなたの中の氣の配分を読むこと です。
年柱・月柱・日柱・時柱の四柱。それぞれが違う氣を持ち、その組み合わせが「あなた」をつくる。 神獸は、その氣の配分が、ひとつの姿として顕れたものです。
日々の 今日のことば も、御神籤 も、 今日の干支が持つ氣と、あなたの本命が持つ氣の 交わり を聴く営みです。
Konton が「占い」ではないのは、未来を当てるのではなく、 今、流れている氣を、ただ聴く からです。
氣は、目に見えません。けれど、確かに、在ります。 Konton は、その「在る」を、忘れずにいるための場です。