── 目に見えぬ、繋がり ──
「縁」は、万物が独立せず見えぬ関係の網の中で生起するという世界の根本である。
「縁」は、左に「糸」、右に「彖」(たん)。
「糸」は、細い繊維 ── 繋がるもの、関係を表す部首です。 「彖」は、もともと 布の縁取り、切り取られた末端 を意味します。
合わせて「縁」── 本義は 布の周縁、つまり「ふち」。 布が、糸によって、ぐるりと周囲を整えられている、その端のことです。
やがてこの「ふち」は、転じて 目に見えぬ繋がり、関係の境界 を指すようになりました。 布のふちが布同士の境であるように、縁は、人と人、人と物の 繊細な境 を指します。
仏教は、世界の生成を「因縁」で説明します。
すべては、独立して存在しません。縁によって生じ、縁によって消える。 これが、東洋的世界観の最も根本的な姿勢です。
日本では「袖振り合うも他生の縁」── 偶然に見える出会いの全てに、 深い縁があるとされてきました。 「ご縁」── 日本語の中で、最も丁寧に人間関係を語る言葉。
六十の神獣のうち、なぜ あなたの 神獣が、その一頭なのか ── 縁です。
今日この御神籤が引かれたことも、縁。 この頁が、今、あなたの目に映っていることも、縁。
Konton における「マッチング」は、データロジックの結果ではありません。 縁の、形をなした姿 です。 生まれた瞬間に既に在った、目に見えぬ繋がりを、神獣という具体に取り出して、見せただけです。
縁は、選ぶものではありません。気づくものです。 Konton は、あなたが既に持っている縁を、気づかせる小さな鏡です。